おまけの一日ブログ 〜Too Late To Die 〜

齢27を越えなおも余生を生きる一会社員の独り言。

2018-01-01から1年間の記事一覧

「リズと青い鳥」Blu-ray&DVD発売に際して。

遂にリリースを迎える。 待ちわびたXデーがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! といった趣か。 しかし果たして本当に待ちわびていただろうか。 この物語に再び真っ正面から向き合えるだろうか。 映画なら激流に飲まれたまま川岸で朽ち果てればよかったが、今回は…

映画 聲の形について。

何度でも観たいと思う映画、聴きたいと思う音楽。 そういったものに出会えるのはすごく貴重で、アラサーともなればそんな出会いも本当に限られてきて、気付けばプレイリストは昔の曲ばかりで埋まっていて。 ホルモンを聴いてブチ上がったあの衝動を。 けいお…

黄前久美子はパンク・ロックである。

「リズと青い鳥」公開よりはや幾日。 (一部)ツイッターのタイムラインはリズの残滓に塗れ、ついに今日 本編の続編にあたる「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」の公開が正式発表され、盛り上がりを見せる ユーフォ界隈。 この盛況を牽引して…

おっさんによるロックの凄み

4/29 アラバキロックフェスティバルに行った。 最高によかった。 好きなバンドばかりなので当然といえば当然なのだが、凄く久しぶりに単純にウォーとなったので思いのままに書く。 ロックとは既成概念・現状への反抗、怒りを音に詩に乗せて掻き毟る衝動的表…

「リズと青い鳥」はロックンロールである。

おおよそ正気の沙汰ではない。 そもそも吹奏楽だ。ロックではない。 でも僕はこの物語を、ロックンロールと呼びたい。 サンボマスター的価値観でもってこの文を書く。 リズと青い鳥は。 希美とみぞれの物語は、イヤな話である。 すれ違いですら無いと思う。 …

「リズと青い鳥」と「ピンポン」の親和性

何かしらかこつけてリズについて語りたい、というのは否めない。 でもちょっとある気がするのでとりあえず書いてみる。 「リズと青い鳥」と「ピンポン」の話です。 リズで描かれる希美とみぞれ。 ピンポンで描かれる星野と月本。 結構近しくて、並べてみると…

「リズと青い鳥」を観た。

リズと青い鳥が公開された。 まずもってまとまる気がしないが、それでも何かしら記したい。 感想的なものを書くことが、作品に携わった全ての方々に感謝を示すことになれば。 そんな思いでこの文を書く。 作品の作りとしては前情報通り、希美とみぞれ 2人の…

リズと青い鳥 〜公開直前編〜

リズの足音が聞こえる。 気付けば公開がすぐそこまで迫っている。 一週間後には、僕たちはリズ後の世界を生きることになる。 衝動と心のざわつきに身を任せた結果、今この文を宇治の地で綴っている。 リズの波動を直に感じる。 だいぶ頭がおかしくなっている…

続:リズと青い鳥

先の投稿にて 「山田尚子監督の新作」としてのヤバさを書き殴ったので、今度は作品サイドからディグってみる。 響け!ユーフォニアム シリーズの大きな魅力に、後ろ暗い心の描き方 があると思う。 ユーフォは、ちょっとイヤな「あるある」で満ちている。 大…

リズと青い鳥

4月21日。 「リズと青い鳥」が公開される。 TVアニメ2クール、および劇場版2作品を経ての「響け!ユーフォニアム」シリーズの新作アニメーションだ。 先日 本予告が解禁された本作、公開まで3週間に差し掛かっているが、ここでは「リズと青い鳥」がいかにし…