おまけの一日ブログ 〜Too Late To Die 〜

齢27を越えなおも余生を生きる一会社員の独り言。

シン・エヴァンゲリオン劇場版、面白かったよ。という話。

シン・エヴァンゲリオン劇場版をもって、エヴァンゲリオンは完結した。 そこに異論は一切無い。4半世紀弱に渡り広がり続けた風呂敷をきっちり畳んで、見事に着地した。 おそらくは予想を遥かに超えて大きくなり過ぎたコンテンツを、綺麗に潔く納めたその手腕…

シン・エヴァンゲリオン劇場版 個人的理解に基づくあらすじ(3/8時点)

ついにエヴァンゲリオンが完結した。 今抱いている何とも言えない喪失感から、今回もなんだかんだ完結しないことを期待していた自分に気付かされている。 ぐうの音も出ない完結編だと思う。 物語の整合性とか、散りばめられた謎がどうなったのか?とかはこれ…

「serial experiments lain」を分かりたい。

少し前に、動画配信サービスのFOD(フジテレビオンデマンド)に入会した。 目当ては独占配信のTVアニメ「映像研には手を出すな!」で、期待通り最高に面白くて一気に観終えた。 原作を読んでてイメージが追い付かなかった場面が、アニメーションで補完され広げ…

「私を構成する5つのマンガ」を考えてみた。

いつも通り何気なくtwitterのタイムラインを眺めていると、「#私を構成する5つのマンガ」なるハッシュタグが。 乗っかるしかあるまい。といざ考え出したところ、これはかなり難しい。 「好きな5本」なら、5本に絞るしんどさはあれど多分そこまで悩まない。「…

コミックレンタルサービス 各社の取り扱いタイトルを比較してみる。(未完)

漫画好きを自称している。 趣味は?と聞かれたら、まずもって浮かぶのは 音楽・銭湯・漫画。 自分を構成するいち要素として、漫画はある。 そう思ってきた。 しかし、ふと今の暮らしを見つめてみる。 朝、慌ただしく準備を済ませて家を出る。 職場でPCと向か…

私的 銭湯・サウナ施設レビュー

*3/17 追記しました。 思えばスーパー銭湯にはよく行くものの、水風呂には縁のない人生を歩んでいた28歳の冬。 ヨッピー氏の記事をきっかけに交互浴を知り、水風呂を求めてさまよう日々が始まった。 (http://ure.pia.co.jp/articles/-/27463) およそ一年が…

pop'n musicのお話。

pop'n music。 Dance Dance Revolution、Beatmaniaなどと共に音ゲーというジャンルを確立、定着させた草分け的ゲームである。 先の2つが、どちらかと言えば「カッコいい」「クール」な路線だったのに対し、pop'n musicはその名の通り「ポップ」な親しみやす…

とにかく「煽りV」を語りたい。

飽きもせずにまたPRIDEの昔話。 PRIDE「勝手にベストバウト」に続いて、今回は「煽りV」について語りたい。 「煽りV」とは”煽りVTR”の略で、ボクシングなんかの試合前に流れる、 A:「なんだコノヤロー」B:「ふざけんなバカヤロー」みたいなやつをイメージ…

続・PRIDE私的ベストバウト

という訳で前回の続き、PRIDEベストバウト。 5位から。 ・5位 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsジョシュ・バーネット (PRIDE無差別級GP 準決勝) https://youtu.be/8ZIx037KAFo PRIDE史上、最も面白い寝技対決。 熟練者同士の試合は、得てして膠着しがち。技…

私的PRIDEベストバウトについて語ってみる

という訳でPRIDEのベストバウトについて語りたい。 10試合をランキング形式で挙げていこうと思う。 主観でしかないので選手への思い入れが多分に反映されるだろうし、例によって記憶に頼るので誤りもあるだろうが気にしない。 では10位から。 動画があったら…

PRIDE(総合格闘技)の思い出

突然だが、格闘技熱が高まっている。 時折来る発作のようなものだ。 先日、格闘技イベントのRIZINとONE ChampionshipをTVで観た。 朝倉海は強かった。青木真也もまだ頑張っていた。 RENAは可愛かった。 しかし。 思春期に熱中したものに、いつまでも囚われて…

「劇場版 響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜」を観た、という話。

それはまさしく好きなバンドの新譜リリースが決まった時の様に。 楽しみにして、心待ちにしていた「劇場版 響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜」の公開。 またこの物語を観られる、という幸い。 喜び勇んで、浮き足立って観に行きました。川崎チネチ…

「リズと青い鳥」Blu-ray&DVD発売に際して。

遂にリリースを迎える。 待ちわびたXデーがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! といった趣か。 しかし果たして本当に待ちわびていただろうか。 この物語に再び真っ正面から向き合えるだろうか。 映画なら激流に飲まれたまま川岸で朽ち果てればよかったが、今回は…

映画 聲の形について。

何度でも観たいと思う映画、聴きたいと思う音楽。 そういったものに出会えるのはすごく貴重で、アラサーともなればそんな出会いも本当に限られてきて、気付けばプレイリストは昔の曲ばかりで埋まっていて。 ホルモンを聴いてブチ上がったあの衝動を。 けいお…

黄前久美子はパンク・ロックである。

「リズと青い鳥」公開よりはや幾日。 (一部)ツイッターのタイムラインはリズの残滓に塗れ、ついに今日 本編の続編にあたる「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」の公開が正式発表され、盛り上がりを見せる ユーフォ界隈。 この盛況を牽引して…

おっさんによるロックの凄み

4/29 アラバキロックフェスティバルに行った。 最高によかった。 好きなバンドばかりなので当然といえば当然なのだが、凄く久しぶりに単純にウォーとなったので思いのままに書く。 ロックとは既成概念・現状への反抗、怒りを音に詩に乗せて掻き毟る衝動的表…

「リズと青い鳥」はロックンロールである。

おおよそ正気の沙汰ではない。 そもそも吹奏楽だ。ロックではない。 でも僕はこの物語を、ロックンロールと呼びたい。 サンボマスター的価値観でもってこの文を書く。 リズと青い鳥は。 希美とみぞれの物語は、イヤな話である。 すれ違いですら無いと思う。 …

「リズと青い鳥」と「ピンポン」の親和性

何かしらかこつけてリズについて語りたい、というのは否めない。 でもちょっとある気がするのでとりあえず書いてみる。 「リズと青い鳥」と「ピンポン」の話です。 リズで描かれる希美とみぞれ。 ピンポンで描かれる星野と月本。 結構近しくて、並べてみると…

「リズと青い鳥」を観た。

リズと青い鳥が公開された。 まずもってまとまる気がしないが、それでも何かしら記したい。 感想的なものを書くことが、作品に携わった全ての方々に感謝を示すことになれば。 そんな思いでこの文を書く。 作品の作りとしては前情報通り、希美とみぞれ 2人の…

リズと青い鳥 〜公開直前編〜

リズの足音が聞こえる。 気付けば公開がすぐそこまで迫っている。 一週間後には、僕たちはリズ後の世界を生きることになる。 衝動と心のざわつきに身を任せた結果、今この文を宇治の地で綴っている。 リズの波動を直に感じる。 だいぶ頭がおかしくなっている…

続:リズと青い鳥

先の投稿にて 「山田尚子監督の新作」としてのヤバさを書き殴ったので、今度は作品サイドからディグってみる。 響け!ユーフォニアム シリーズの大きな魅力に、後ろ暗い心の描き方 があると思う。 ユーフォは、ちょっとイヤな「あるある」で満ちている。 大…

リズと青い鳥

4月21日。 「リズと青い鳥」が公開される。 TVアニメ2クール、および劇場版2作品を経ての「響け!ユーフォニアム」シリーズの新作アニメーションだ。 先日 本予告が解禁された本作、公開まで3週間に差し掛かっているが、ここでは「リズと青い鳥」がいかにし…