おまけの一日ブログ 〜Too Late To Die 〜

齢27を越えなおも余生を生きる一会社員の独り言。

PRIDE(総合格闘技)の思い出

突然だが、格闘技熱が高まっている。

時折来る発作のようなものだ。

 

先日、格闘技イベントのRIZINとONE ChampionshipをTVで観た。

朝倉海は強かった。青木真也もまだ頑張っていた。

RENAは可愛かった。

 

しかし。

 

 

 

 

思春期に熱中したものに、いつまでも囚われている。

相変わらず、マキシマム ザ ホルモンを聞いている。

時々、BECKを無性に読みたくなる。

ふと真鍋かをりの画像を検索するなどし、二宮沙樹にも折を触れてお世話になる。

 

 

 

 

 

それらと同じ箱の中に、PRIDEはある。

 

 

今井美樹ではない。キムタクでもない。

浜崎あゆみでもないしもちろんGReeeeNでもない。

総合格闘技イベント、PRIDEである。

 

 

なぜこんなにしつこく書くかというと、Wikipediaの「PRIDE」のページが曖昧さにまみれて大変なことになっており、開く度に「PRIDEっつったら格闘技に決まってんだろおたんちんが!!!!!」と忸怩たる思いに駆られるからである。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89

 

 

 

 

 

PRIDE(総合格闘技)が、好きだった。

 

 

正真正銘、世界一の格闘技興行が、極東のいち島国で行われていることに心躍った。

 

真剣勝負の世界でありながら、時に笑いあり、時に涙あり、スポーツとエンタメの狭間を揺れ動く微妙なさじ加減も魅力だった。(「PRIDEにもブックがあった」というツッコミは話が逸れるので一旦脇に置く)

 

 

桜庭和志ヴァンダレイ・シウバミルコ・クロコップエメリヤーエンコ・ヒョードルアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ吉田秀彦田村潔司ジョシュ・バーネット川尻達也。クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン。五味隆典

 

名前を見ただけでワクワクする。

ビッグマッチが当たり前のように毎回組まれていた。

 

 

 

そしてPRIDEを語る上で欠かせないのが、煽りVと呼ばれた演出映像。

フジテレビ ディレクター佐藤大輔と声優 立木文彦コンビによる、スタイリッシュなアジテーション

正直本編よりVTRの方が面白い、という試合も数多あり、もはや煽りVを観るためにPRIDEを観ていたような気さえする。(TBSのHERO'sとの決定的な差はこれだった。演出がとてつもなくダサく見えてしまい、入り込めなかったのである)

 

ヒョードルvsノゲイラ、ミルコvs美濃輪、五味vsアウレリオ、PRIDE武士道シリーズOPの数々…。

今観ても色褪せない名作ばかりだ。

 

 

 

 

空前の格闘技ブームを牽引し隆盛を極めたPRIDEだったが、運営会社DSE暴力団の繋がり(疑惑?)が突如週刊誌で報道され、事態を重く見たフジテレビが放送撤退。

しばらくは地上波無しで大会を継続したものの、やはり存続は難しく、2007年 PRIDE.34を最後に休止。

それ以降、"PRIDE"の名を冠したイベントは開催されずに今に至る。(ちなみにフジテレビの撤退後、映像ディレクター佐藤氏はフジテレビを退社し、フリーとしてPRIDEの演出に再度就任した。発表の際、会場は大いに沸き、氏の男気を称えたのは言うまでもない)

 

 

 

PRIDE亡き後、拠り所を失ったファンはといえば、一部は後発イベントのDREAM、戦極RIZIN等にPRIDEの幻影を追い続け、大多数は何となく格闘技から離れていった、という感じだろうか。

 

 

私はどっちつかずのまま、思い出したようにRIZINを観たり、発作的にPRIDEの過去の映像を観たりしていたのだが、ここ最近、「有田と週刊プロレスと」のPRIDE関連の回を立て続けに見たせいか、PRIDEについて語りたい欲が異様に高まっている。

 

 

 

そろそろPRIDEの文字がゲシュタルト崩壊しそうなので、次の記事以降で、こんな試合が好き、こんな煽りVが好き、みたいなことを好き勝手に書き散らそうと思う。ひとまず、ここで。

 

 

 

 

 

※なおこの文は完全に主観と記憶に頼って書いているため、正しくないところなどあるかもしれません。

ボケかけたPRIDEファンの独り言として聞き流していただけたら幸いです。