おまけの一日ブログ 〜Too Late To Die 〜

齢27を越えなおも余生を生きる一会社員の独り言。

シン・エヴァンゲリオン劇場版、面白かったよ。という話。

シン・エヴァンゲリオン劇場版をもって、エヴァンゲリオンは完結した。

 

そこに異論は一切無い。4半世紀弱に渡り広がり続けた風呂敷をきっちり畳んで、見事に着地した。

 

おそらくは予想を遥かに超えて大きくなり過ぎたコンテンツを、綺麗に潔く納めたその手腕にはぐうの音も出ない。

 

賛否あれども「エヴァは完結した」ということについては誰も異を唱えないと思う。それほど明らかに、これを完結編とするという作り手の意志が見えた作品だった。シンプルに、面白い物語だった。

 

 

 

でも終われない。納得いく終わりのはずなのに、心根では受け入れられていない。

 

この文は、旧劇場版に心酔するシン・エヴァ不適合者のうめきです。

 

 

 

 

 

 

気持ち悪いエヴァが好きだった。

 

誰も救われない。誰も幸せになれない。

他者を拒絶し、誰も必要ないと嘯き、その実、誰よりも他人を信じ、求めすがる。

繰り返し描かれる、悪趣味にすら見えるグロテスクで抽象的な心象風景。

終わりの見えない自問の中でやっと見出した、手に入れた他者の温もりという希望すら、自ら手放そうとする矛盾。

拒絶することでしか確かめられない他者という存在への根源的な恐怖。

痛みを伴って生きていく。それが、人が生きるということ。

 

理解し合うという結論が存在しないことに堪らなくリアリティを感じ、救われた。

気持ち悪くて、とても優しい物語だった。

 

 

 

 

 

 

気持ち悪いエヴァンゲリオンを観たかった。

どこまでも救われない物語の中にある優しさを、また感じたかった。

とどのつまりもう一度、「まごころを、君に」と言って欲しかったんだ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版 個人的理解に基づくあらすじ(3/8時点)

ついにエヴァンゲリオンが完結した。

 

今抱いている何とも言えない喪失感から、今回もなんだかんだ完結しないことを期待していた自分に気付かされている。

 

ぐうの音も出ない完結編だと思う。

物語の整合性とか、散りばめられた謎がどうなったのか?とかはこれから色々な方々の考察を待つとして、感情としてエヴァは完結した。

そんな満足感のある最終作だった。

 

エヴァの物語を100%理解することは諦めている。

設定云々は脇に置いておいて、心のはなしとしてのエヴァが好きで、これまで観続けてきた。

 

そんなスタンスで、個人的な備忘としてシン・エヴァのあらすじを残しておく。

自分なりの解釈も多分に入っているので、後々に「全然違うやんけ!」となったらそれはそれで面白いのではないかということでひとつ。

 

以下、ネタバレしかありません。

 

 

 

 

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物語はQから地続きに始まる。

 

人類補完の完遂を目指すネルフ(ゲンドウ)と、その阻止を図るヴィレの戦いは続いており、一進一退の攻防が繰り広げられていた。

 

一方、「Q」のラストで地球に降り立ったアスカ、シンジ、レイ(仮)は、14年の時を経て大人になったケンスケと再会し、彼の暮らす集落へと招かれる。

 


「破」のラストで発生したサードインパクトは、加持が自らを犠牲にして食い止めたために完遂せず、一部の人間は生き延びた。(作中ではニアサードインパクトと呼ばれている)

生存者たちは各地で集落を形成し、不自由ながらも逞しく前向きな暮らしを営んでいた。

 


トウジとも再会するも、自らのせいで世界を滅ぼしかけ、カヲルも目の前で爆散したことで、シンジは完全に心を閉ざしていた。

そんなシンジを突き放しながらも、気に掛けるアスカ。

一方、レイ(仮)は集落での人々との関わりの中で、様々な感情を身に付け始める。


ネルフの目的(人類補完)のためにシンジに好意を持つよう先天的にプログラムされているレイ(仮)。しかし、新たな環境で新たな感情を育みつつあった彼女は、自らの意志でシンジに歩みよる。


レイ(仮)の働きかけで再び生きる気力を取り戻し、次第に集落での暮らしに慣れていくシンジだったが、ネルフを離れては生きられないレイ(仮)の身体は限界を迎え、シンジの前で息絶える。

 

 

 


最終目的たる最後のインパクト発動へ向け準備を整えるネルフネルフとの最終決戦を前に、ヴンダー(ヴィレの母艦)が集落へ寄港。集落に残る選択も有り得たシンジだったが、トウジ、ケンスケたちの暮らしを守るべく再び戦う決意を固め、アスカと共に乗船。

 

 

ネルフ本拠地へ乗り込むヴンダーとエヴァ2体(アスカ、マリ)。

激しい交戦の末、ヴンダーは航行停止。アスカはマリと共にエヴァ13号機破壊を試みるが及ばず、戦闘不能。最後の手段として裏コードを発動し使徒を取り込んだために、インパクト発動のトリガーとして利用されてしまう。

 

 

インパクト発動。超宇宙空間化する世界。

シンジはゲンドウを止めるため、初号機への搭乗をミサトに志願。

ミサトはシンジをこれ以上、エヴァに乗せたくなかった。エヴァに乗ったことで壊れてしまったシンジの心を、苦しみを誰よりも感じ、後悔していたからこそ、もうエヴァには乗せないと固く決意していた。


しかしシンジの決意もまた固かった。肉親である父、ゲンドウが犯した、そして更に重ねようとしている過ちを、自らの手で止める。


再びエヴァに乗る、と言うシンジに対し、銃を向けるヴンダー乗員。ニアサードインパクトによって家族を失った彼女たちは、シンジが同じ過ちを繰り返すことだけは阻止しなければならなかった。


銃弾から身を挺してシンジを守るミサト。

これからのシンジの行動の全責任を負うことを宣言し、ミサトはシンジを出撃させる。

 

エヴァに乗り、対面するシンジとゲンドウ。

全人類を犠牲にしてまで目的を遂行しようとするゲンドウに対し、シンジは「話をしたい」と言う。

初めて正面から対話を求めた息子に対し、ゲンドウも初めて心中を告白する。

 

 


他人が嫌いだった。苦手だった。なぜ人が他者との関係を求めるのか分からなかった。人はどこまでいっても理解し合えない。他者との関係の中で自分が肯定されることなど無い。ずっと、ひとりの世界を生きていた。

 

ユイと出会い、それが一変した。

初めて、自分の全てを曝け出し、理解してくれる存在に出会えた。

 


子供を設けた。父になる、とはどういうことか理解していない自分が、子供を設けた。

理解しないまま、ユイは突然、いなくなってしまった。

 

 

 


ユイに会いたかった。

もうこの世にはいないのだ、という現実を受け入れられなかった。

ユイのいない世界を生きていくことは、考えられなかった。

どこにいる?ユイはどこにいる?

いない。どこにもいない。

もう、どこにも、ユイはいない。


会いたい。

またユイと会いたい。

 

 

 

 

ユイと会える手段が、ただ一つだけあるという。

人類補完計画


他の選択などあり得なかった。

またユイに会う。会える。

それだけが自分の行動原理となった。

 


こんな自分は息子のためにならない。

息子のために、自分は会うべきではない。

息子とは距離を置いて、人類補完計画に邁進した。

 


ユイに会いたかった。もう一度ユイに会いたかった。ただただ、ユイの胸で泣きたかった。

 

 

 


シンジがゲンドウに語りかける。

「結局、あなたは逃げ続けただけだ。」

「僕と同じだ。」

「それを分かっているはずだ。」


「分かっている。」

「本当は気付いていた。」

「正しく無い道を歩んでいることを、分かっていた。」

「気付かぬ振りをしていた。」

「本当は、止めて欲しかった。」

 


人類の思いを背負った、新たな槍がインパクト発動を阻止する。ヴンダー乗員が創り上げた、ロンギヌス、カシウスに代わる新たな槍。

その槍を届けるべく、ミサトもまた加持と同じく、自らの命を犠牲に人類を救う。後世へ未来を繋ぐために。

 

 

インパクトが止まる。

ゲンドウと共に消えることを選び、覚悟していたシンジ。

しかし最期に、母親であるユイがシンジを守る。

エヴァの呪縛から解き放たれたチルドレン達は空白の14年を取り戻し、エヴァの存在しない、あるべき世界へと還ってゆく。

 

 

 

時は現代。

解き放たれたチルドレン達は、エヴァ無きいまを生きている。

辛いこと、楽しいことを繰り返しながら、歩むべき世界を、リアルないまを、生きている。

生きていく。

 

 

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あくまで個人的な理解です。

次の記事で今時点での感想を箇条書きで少しばかり。

 

「serial experiments lain」を分かりたい。

少し前に、動画配信サービスのFOD(フジテレビオンデマンド)に入会した。

目当ては独占配信のTVアニメ「映像研には手を出すな!」で、期待通り最高に面白くて一気に観終えた。

原作を読んでてイメージが追い付かなかった場面が、アニメーションで補完され広げられまくった。
しばらくの間、chelmicoのEasy BreezyがOP映像とともに脳内でループしまくった。

 

https://youtu.be/wFmAG4t2uMc

f:id:tsukaccho:20200917193756j:image

 

 

 

 

 


あんまり面白くて速攻で完走してしまったので、FODの無料期間がガッツリ残った。

 

せっかくなのでと配信タイトルを眺めていたところ、目にとまったのが「serial experiments lain」だった。

 


 

 

 

 

 

f:id:tsukaccho:20200917193120j:image

 

 

 

前々からちょくちょく目にしていたタイトル。


安倍吉俊のビジュアルイメージから香り立つダウナーの波動。
アングラ、カルト、電波。
海外含む一部の層から熱狂的な支持。


ネットニュースや2ちゃんねる等で語られるそれらの情報は、ひどく魅力的だった。

完全に、「分かるやつには分かる」系の作品だ。

「分かるやつには分かる作品が分かるやつ」になれた時の快感は至上である。


俺もlainを分かりたい。

lainをしたり顔で語りたい。

Let' all love Lain.

 

 

 

じゃあなぜこれまで観なかったのかといえば、lainからは「分かるやつ」になれなさそうな気配を感じたからだ。


人を選ぶ作品から選ばれないことはとても悲しい。


攻殻機動隊」なんかがそうだった。
みんながワイワイしてるのに自分だけ蚊帳の外なんて許せない。
選ばれた奴らはみんな笑顔だ。
悪気なく「君もこっち来なよ」なんて言ったりする。
残酷だ。僕にはその資格がない。
消えたい。いち早くこの場から消えて無くなりたい。なんで僕は僕なのか。


lainからはそんな軽めなトラウマの匂いがしていた。

そんなものは会社の飲み会だけで充分であってなんでアニメでもそんな思いしなきゃならんのマジで。

 

 

動画配信サービスは素晴らしい。
これだけの呪詛も「ワンタップで再生」の気軽さが取り去る。
あっけなく「serial experiments lain」の1話(Layer:01)が始まった。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

もっと早く観ればよかった。
いや、やっぱり今でよかった。

 

14歳とかで観ちまった日には、もみあげを左側のみ伸ばしかねない。
髪のうねりに絶望し、そこだけストパーをあてかねない。
あまりのキモさにいじめられ、教室の隅で「Let's all love Lain...」と呟いた挙句、失意の果てにモニターに頭を突っ込んで死にかねない。
そこまでいけたらむしろ幸せだったのかもしれない。

 

 

 

f:id:tsukaccho:20200917193635j:image

 

 

 

 


 
serial experiments lain」は、分からなかったけど面白かった。
選ばれる必要なんてなかった。こっちが選ぶだけだった。
 
分からないことを無視した結果、分かることの純度が高まった。
起きている現象は分からないが、玲音の心の動きは痛いほど分かった。


こんな切ない話だったのか、「serial experiments lain」。
雰囲気アニメとか言ってたじゃん。そんな心の準備してねえよ。


これでもまだ、表層しか観れてない。

もっと玲音を分かりたい。
Let' all love Lain.
 
 

 

 


ということで、今はPS版「serial experiments lain」を追っている。

結構進んだつもりだったが、クリアまであと10時間以上もあるらしい。

楽しいなあ。

 

「私を構成する5つのマンガ」を考えてみた。

いつも通り何気なくtwitterのタイムラインを眺めていると、「#私を構成する5つのマンガ」なるハッシュタグが。


乗っかるしかあるまい。
といざ考え出したところ、これはかなり難しい。

 

「好きな5本」なら、5本に絞るしんどさはあれど多分そこまで悩まない。
「構成する」。
この言葉がいい塩梅に面倒くさいオタク心をくすぐる。
「構成する」ってなんだろう。

 

三省堂 大辞林 第三版によると、


こうせい【構成】
①いくつかの要素を組み立てて一つのまとまりあるものにすること。また、その組み立て。
②[哲]〔construction〕経験によらずに概念・形式・イメージなどを操作することで対象を組み立てること。

 

①は分かる。物を成立させる複数の要素の集合ということだろう。
②は、なに?
まず[哲]の時点でピクリとする。
ニーチェやらカントやらキルケゴールやらあの辺の名前がちらつく。
「哲学」については”なんかかっこいい”以外の認識も知識もない。
先の方々も「名前を知ってれば賢そうでかっこいい」という理由で覚えているのみだ。
帰納と演繹の意味も結局よく分からないままふわりと通り過ぎた身に、[哲]から始まる一文はあまりに荷が重い。

 

②は苦笑いでふわりと受け流し、①に基づいて「私を構成する5つのマンガ」を噛み砕くと、
「私を構成する」=「私の一要素」であり、血液・筋肉・脂肪などの体組成であり、要は「血肉になっているマンガ」である。

 

しかしこれもまた比喩である。
いかに好きと言えどマンガをもりもり食べて文字通り血肉としている兵はいないと思う。
思う、とやや弱気なのは「エリエールは甘くておいしい」と語った友人がいるからだ。

世の中は広い。私は私の認識している世界のみを世界と思いこみ暮らしている。
ややもするとジャンプを主食、マガジンをおかず、サンデーをデザートとして常食する世界があるのかもしれない。
確かに快楽天あたりは一義的におかずといっても差し支えない。
LOも名前からしてサプリであってもおかしくないし、HOT MILKを寝る前に摂取すれば安眠できそうだ。
かような常識という先入観を打破する根源的な問いかけを、人は哲学と呼ぶのかもしれない。
なんかかっこいい。

 

しかしよしんば食べたとして、マンガ=紙は植物繊維でありセルロースであるので血肉にはならない。
やはり論理的にも理性的にも「血肉になっている」は比喩であり、精神・心の「血肉」と解釈すべきだろう。
精神・心の血肉、つまり私という人格を私たらしめるものであり、価値観を決定するものである。

 

ということで「私を構成する5つのマンガ」を、以下のどちらかを満たすものと定義した。

 

・人格形成に大きく作用したマンガ
・現在のライフスタイルに影響を与えているマンガ

 

そうこうしているうちにハッシュタグ「#私を構成する5つのマンガ」はトレンドから消え、完全に機を逸した感がすごいが、これを踏まえて考えた「私を構成する5つのマンガ」が以下だ。
備忘のため候補に挙がった作品も含めて、検討の経緯を残しておく。

 

 

 

 

 

■tsukaccho(私)を構成する5つのマンガ

スラムダンク

読み終えた時、この感動を求めて自分は一生マンガを読むんだろうな、と思った。

そしてそうなっている。


げんしけん

あの世界、あの空気を求めて日々を暮らしている気がする。


ネムルバカ

こういう人への憧れは多分ずっと消えないんだろうなぁ。


・ピンポン

冷めてて、熱くて、寂しい。

かっこいいとか面白いとかの判断基準がこれ、

みたいなとこある。


幽遊白書

こんなの読んでたら拗らせるよね。

 

 

 

 

■「好きな5つのマンガ」なら候補に入る作品

・リアル

好き度で言うとたぶんスラムダンクより上。


それでも町は廻っている

紺はいいけど嵐山もよくて辰野もいいし真田も…

とぐるぐるする。


・響子と父さん

マンガとしての好き度はネムルバカよりそれ町よりたぶん上。こんな風に生きたいね。


よつばと!

自分が小岩井さんだったら綾瀬家とは一切絡めない。もちろんよつばも引き取らない。

物語は始まらない。


あずまんが大王

大阪派。

もっというとにゃも派。


イエスタデイをうたって

あったかいのに、少し寂しい。

空気がええねん、空気が。


ハルシオン・ランチ

シニカルさと際どさと絵。

好きな要素しかない。短編なのもグッド。


HUNTER×HUNTER

旅団編が好きです。


ブラックラグーン

ハードボイルド詰め合わせ。

言いたくなるセリフだらけ。

アーメン・ハレルヤ・ピーナツバターだ。


・H2

あだち充はどれ読んでもほんと面白いのですごい(小並感)


神のみぞ知るセカイ

題材的に読み手を選ぶのが非常にもったいない。

最後にちひろに行くのが最高。長瀬純の回が飛びぬけてよい。


東京トイボックス

さっと読めてしっかり熱くてキャラクターが魅力的。こういうマンガをいっぱい読みたい。


・シンシア・ザ・ミッション

一番好きな格闘マンガ。


・アカギ

ネタ扱いされてるけど、浦部編までは普通にめちゃめちゃ面白い。なんなら鷲巣も普通におもろい。


・ストレッチ

これよ。百合じゃなくこの距離感が欲しいんよ。


やがて君になる

これよ。百合じゃなくこの関係性が欲しいんよ。


BECK

こんなんバンド好きはみんな好きやろ。


ソラニン

こんなんバンド好きはみんな好きやろ。


・バジーノイズ

こんなんバンド好きはみんな好きやろ。

 

 

 


■「好き」の度合いは上より劣るが「構成する」なら入り得る作品

ドラえもん

最初に読んだマンガ(多分)。

文庫版の「エスプリ編」、「恐怖」編を愛読していた記憶。


浦安鉄筋家族

勢いに弱いのは確実にこれを幼少期に読んでたせい。


名探偵コナン

これも幼少期に読んでたシリーズ。

21巻が一番好き。


・地獄先生ぬ~べ~

オカルト好きになるきっかけ、

と思ったけどその前からポプラ社の怪談系読んでたのでルーツじゃなかったわ。


あぶさん

昭和に対して「なんかええなぁ」という印象があるのはたぶんこれを幼少期に読んでたせい。


ドカベン プロ野球

この頃から高校野球よりプロ野球派。


鋼の錬金術師

「オタクっぽさ」を意識しつつ手に取った初めてのマンガ。中身は全然だし最高に面白かったが。ガンガンだからか?


幕張サボテンキャンパス

4コマといえばみずしな孝之


NANA

カッコよさの原点ですよね。

なんなら音楽遍歴の原点だし。

俺も病的に痩せてぇ~。


魔法陣グルグル

高校で後追いでまとめ買いした記憶。

ドハマりしたなぁ。


ヨイコノミライ

高校の時に読まなくてよかった。


・湯遊ワンダーランド

サウナ漫画の皮をかぶった生き方の啓蒙書。

今の暮らしへの影響度は大。

 

 

 

コミックレンタルサービス 各社の取り扱いタイトルを比較してみる。(未完)

漫画好きを自称している。

 

趣味は?と聞かれたら、まずもって浮かぶのは 音楽・銭湯・漫画。

 

自分を構成するいち要素として、漫画はある。

そう思ってきた。

 

 

 

しかし、ふと今の暮らしを見つめてみる。

 

 

朝、慌ただしく準備を済ませて家を出る。

職場でPCと向かい合い、帰途の電車でYoutube

ジムで走りつつYoutube

鶏むね肉と酒を食らい、Youtubeに飽きれば眠りにつく。

 

 

 

 

 

 

漫画、読んでない!!

 

 

Youtubeしか見てない!!!

 

 

 

別に義務じゃないし、読まなきゃ読まないでいい。

それはそうだ。ただの娯楽なのだから。

 

しかし、しかしだ。

少なからずオタクとしての自覚と自我をもって30年近く生きてきた身として、自分 と 自分が好きなもの とは切り離せない。

 

オタクであることがステータス、とかそういう話ではなく、どう生きるか、という話である。

 

 

生きる意味の一つとして、

自分が「これは!」と思った作品に浸る時間、

これを無くしては立ち行かない。

 

新たな作品を開拓する気概、

それを無くしては人生が貧しくなる。

 

 

確固たる自己をもって朗々と生きている方々には

全く理解されないだろうが、

「私はこんな作品が好きな人間です」

という以外に自分を語る言葉を持たない人種にとって、

好きなものを失う、ということは、

自己の喪失でありアイデンティティの危機なのである。

 

 

 

 

これはいかんぜよ と一念発起、

取り戻せ情熱!とばかりに書店に向かうも、

立ちはだかるのは家計という壁。

 

もう、ひとり身ではないのである。

可処分所得は、おもしろおかしく自由に使っていい金ではない。(あたりまえ)

厳しい社会の荒波の中、命からがら未来を繋ぐための虎の子なのだ。

 

 

 

かといって、中古本を買う気にもならない。

オタクの端くれとして、少しでも作家さんの暮らしに寄与したい。

 

かつて週3でブックオフに通っていた過去は闇に葬った。

いっぱしの大人として、いい!と思ったものにはちゃんと対価を払える人間でありたい。

 

 

 

 

そんな矜持と現実の狭間に滑落、

身動き取れずにっちもさっちもいかず

途方に暮れてしくしく泣きかけた男が

最後にすがるものと言えば、インターネットである。

 

 

無論、漫画村のような外道サイトではない。

なるべく安く、しかし正当に作家にも還元される漫画の入手手段を、インターネットは、インターネットなら教えてくれるはず。

 

 

 

 

 

ということで辿りついた結論が、

コミックレンタルである。

 

 

思い返せば確かにあったそのサービス。

TSUTAYAで馬鹿みたいな量の「アカギ」を借りて狂ったように読みふけったあの日々。

 

 

ご近所からTSUTAYAが消え去って以来、全く脳裏から失せていたが、これこそ今の自分が求めるサービスそのものではないか!

 

 

しかも今や自宅配送は当たり前、電子書籍のレンタルもあり、あまつさえ読み放題プランなるものすらあるらしい。

なんたる夢のシステムだろうか。

(今さらなに言っとんねん感がすごいが、今さら知ったのだからしょうがない)

 

 

 

ありがとう、ありがとうコミックレンタル。

 

 

 

 

 

 

こうなると、ウチにiPadがあることもなんとも運命的である。

 

思い起こせば半年ほど前、

タブレットぉ・・・?」「電子書籍ぃ・・・?」と

デジタル白痴ぶりを惜しみなく発揮していたところに、

妻の強いプッシュで我が家にやってきたデジタルの申し子、iPad

 

電子書籍、読み放題ともなれば一も二もなく彼の独壇場である。

妻の慧眼たるや。

 

 

 

ありがとう、ありがとう我が妻よ。

 

 

 

 

ぴかぴかのiPadを手に、さっそく検索窓に「コミックレンタル」と打ち込み、颯爽と電子の海を泳ぎだした刹那、私に電流走る――!

 

 

 

 

 

 

 

シーモア…?Renta…?DMM…?」

 

「いろいろ、あるっ……!!」

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなった。

 

ということで、どれ使えばええねんという疑問にぶち当たり、コミックレンタル各社の取り扱いタイトルを調べた結果を、備忘も兼ねてここに残しておこうと思う。

 

料金体系については各社まちまちで一長一短あるが、まずは借りたい漫画が無ければお話にならない。

 

まとめたサイトが意外となかったので、参考になるかもしれない。

('19/12中旬時点の情報です)

 

 

 

 

 

と、ここまで書いたところで、集計結果の表をどう貼ればよいのかが分からないことに気付いた。

 

 

思えばこんなことばかりだ。

何かをすれば必ずどこかでつまずく。

 

いつでもやって来る情けなくて消えたくなるやるせなさから、だましだまし目を背けて誤魔化して今日もまた生きている。

 

 

いい歳こいて後先考えずに酒を飲み終電を逃し道端で寝て凍死しかけて風邪をひきでも少し前に風邪ひいて寝込んだばかりなので言うに言えずちょっと高いリポDを飲んで何でもないような素振りで誤魔化した。

大学の新歓で同好の士を前にして「あっ、僕もそのバンド好きなんすよ~」としか言えず友達もいい空気も作れず目に付いた酒を黙々とあおりその場を誤魔化した。

今日もまたいつものようにそんな過去に蓋をして誤魔化すために躍起になってレモンサワーをいつものように何もかも分からなくなるまでいつものようにいつものようにいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも……

 

 

 

 

 

 

自己嫌悪に殺されそうだ。

 

 

まずはぴかぴかのiPadはてなブログの使い方を学び、しかるのちに適切な表を張り付けてこの記事を完成させたい。

 

そういった些細な成功体験を積み重ね、自己肯定感を取り戻したい。

私的 銭湯・サウナ施設レビュー

*3/17 追記しました。

 

 

思えばスーパー銭湯にはよく行くものの、水風呂には縁のない人生を歩んでいた28歳の冬。

 

ヨッピー氏の記事をきっかけに交互浴を知り、
水風呂を求めてさまよう日々が始まった。

(http://ure.pia.co.jp/articles/-/27463)

 

 

およそ一年が経った今、

備忘の意味も込めてこれまで訪れた銭湯・サウナ施設のレビューをしてみる。

 

前提として、下記のような銭湯・サウナ観に基づく。

 

・好きな水風呂の温度は16℃前後。

・天然の水風呂こそ至高。

・サウナは熱ければ熱いほどよい。

・清潔さは満足度にかなり影響する。

・オシャレであるに越したことはない。

コスパもいいに越したことはない。

 

 

以下、本文。

ランクはS〜Cで感覚的に付けたもの。

 

 

 

 

 

 

・寿湯(上野)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1734

 

風呂:B
サウナ:B
水風呂:A
休憩スポット:A
清潔さ:B
混雑度:C

 

総合評価:A

 

◆総評
水風呂の水質を求めるなら、ここでまず間違いない。

確実にととのえる盤石の銭湯。

 

狭いがしっかり熱いサウナと極上の天然水風呂は、銭湯デビューにもおすすめ。


ただ、いつでも人が多いのと、水風呂の水温高めなところが玉に瑕。
あとその筋の方も多いです。

 

 

 

 

・かるまる(池袋)

https://sauna-ikitai.com/saunas/6656

 

風呂:B
サウナ:B+
水風呂:A
休憩スポット:A+
清潔さ:A
混雑度:B-

 

総合評価:A+

 

◆総評

池袋に誕生した、昨今のサウナブームの象徴のごとき施設。サウナ愛の詰め込みようは、ウェルビー系を彷彿させる。

 

まず水風呂が温度別に4種類。
最低温は9℃(来訪時)。過激派には嬉しいシングル。

そしてサウナも4種類。(来訪時は薪サウナは非稼働だったため、入れたのは3種類)


セルフロウリュ可能なケロサウナ、アウフグースも行われる大人数収容の岩サウナとも、温度は90℃前後と高くない。
「あれ、意外と攻めてないなー」と油断したところで1人用の蒸しサウナに入ると死ぬ。

下手するとしきじより熱い蒸気攻めはほぼ護摩行の様相。

 

ととのいスポットも外気、内気ともに寝そべりベッドを用意するなど抜かりなし。
特に外気浴スペースは風が直接当たらないように設計されているのか、冬でも寒さを感じずガッツリととのえる。寒さに弱い貧弱サウナーにとってはかなり嬉しい。

 

文句なく強い。サウナ施設特有の価格設定も止む無しといったところ。
これで水風呂が天然水だったら、と考えると惜しいやら恐ろしいやら。

 

 

 

 

 

・ひだまりの泉 萩の湯(鶯谷

https://sauna-ikitai.com/saunas/1698

 

風呂:B
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:A
混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評
とにかく広く、普通の銭湯よりもむしろスーパー銭湯のイメージに近い。


とても清潔なうえ風呂の種類も多く、サウナ・水風呂も及第点。

こんな銭湯が近くにあればQOLが500は上がる。

 

ただ惜しいかな、これという特色が無い。
風呂・サウナ・水風呂それぞれで言えばここより強い施設があるし、昔ながらの銭湯の情緒がある訳でも無い。


万人に好かれるが、誰かの1番にはなれない。

元気印な負けヒロイン系銭湯。

 

 

 

 

・文化浴泉(池尻大橋)

https://sauna-ikitai.com/saunas/4343

 

風呂:B+
サウナ:B+
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:A
混雑度:B

 

総合評価:A+

 

◆総評

とてもいい。
まず佇まいがお洒落。木目をイメージさせる上品な色調を主体に、昔ながらの銭湯感もあり、しっかりお洒落なのに肩肘張らずにくつろげるバランス感覚に脱帽。

 

設備面もシャワーから浴槽まで全て軟水で、しっかり熱いサウナにしっかり冷たい水風呂、
ととのいイスも3つ備え、銭湯としては言うこと無し。

 

個々の要素で見ればより優れた施設はあるものの、
上質な雰囲気と価格も加味すれば満足度の高さは都内有数。銭湯デビューにも大変おすすめ。

 

来訪時は時期柄たまたま空いていたが、普段は絶対混むんだろうなぁ。

 

 

 

 

・小杉湯(高円寺)

http://kosugiyu.co.jp

 

風呂:A
サウナ:-
水風呂:S
休憩スポット:C
清潔さ:A
混雑度:C

 

総合評価:A+

 

◆総評
極上の水風呂。
サウナが無くても気にならないレベルで気持ちいい天然水風呂は、都内随一。


更にアメニティも銭湯とは思えないレベルで充実。(マスクまである驚き)
ホスピタリティの行き届いた、激ツヨ銭湯。

 

欠点は激混みで水風呂待ちが発生することと、各浴槽が狭めなこと、そしてイベント日にあたると休憩所がハッピーなBarと化してしまい居場所が無くなることの3点。


しかしそれでも再訪したいと思うくらいに最高。落ち着いてる日に改めて行きたい。

 

 

 

 

・天然温泉 湯どんぶり栄湯(浅草)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1693

 

風呂:A
サウナ:A
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:B
混雑度:A

 

総合評価:A

 

◆総評
風呂、サウナともに質が高いのに比較的空いている、穴場な良銭湯。


”三ノ輪”なる「どこそれ?」な最寄り駅から歩いて10分強のアクセスの悪さがネックだが、それをおしてでも一度は行くべし。

 

ゴリ熱ではないがやけに汗が出るサウナに、
水風呂は天然の軟水にバイブラ付き。
露天風呂まえのベンチで外気浴までできて盤石。
その筋の方はこちらも多め。

 

 

 

 

・カプセル&サウナロスコ(駒込

https://sauna-ikitai.com/saunas/1658

 

風呂:C
サウナ:S
水風呂:A
休憩スポット:C
清潔さ:C
混雑度:A

 

総合評価:A

 

◆総評
一切の遊びが無いザ・サウナ施設。


クソ熱サウナと天然水風呂で深くととのえる一方、
値段が高めなのと、狭め+静かなので、複数人でワイワイするには向かない、玄人向けの感が強い施設。


サウナデビューには向かないが、強いサウナを探している、という方にお勧めしたい。

 

 

 

 

・RAKU SPA 神田 1010(神田)

https://sauna-ikitai.com/saunas/5454

 

風呂:B-
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:C
清潔さ:B
混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評

秋葉原御茶ノ水界隈からほど近いスーパー銭湯
都心のど真ん中にこの規模の温浴施設は他になく、立地上の価値は相当に大きい。


土地的な制約からか脱衣所、浴室ともやや窮屈な印象は否めないが、その割にはサウナ、水風呂は広めの設計でサウナー優遇の設計思想が垣間見える。

 

宿泊できるのも大きな売り、ではあるのだが、休憩所のイスやらベンチやらはあっさり埋まる。
横になれれば御の字、くらいの期待値で行かないと面食らう羽目に。
しっかり寝たいならサウナ付きのカプセルホテルをあたるべきだろう。

 

 

 

 

 

・妙法湯(椎名町

https://sauna-ikitai.com/saunas/1691

 

風呂:S
サウナ:A
水風呂:A
休憩スポット:C
清潔さ:A
混雑度:B

 

総合評価:A+

 

◆総評
とにかく水質が最高な一押し銭湯。
内湯のシルキーバス、水風呂はもちろんのこと、シャワーすらもきめ細やかな軟水。


館内も超清潔で言うこと無しなのに、なぜだか割と空いてる超穴場。

 

休憩スペースが脱衣所しか無いことだけがネックだが、寒い時期にはそれもむしろプラスか。
いずれにしても空いているうちに通うべき名店。

 

 

 

 

 

・湯の泉 草加健康センター(埼玉県 草加

https://sauna-ikitai.com/saunas/1523

 

風呂:S
サウナ:S
水風呂:B
休憩スポット:A
清潔さ:B
混雑度:C

 

総合評価:A+

 

◆総評
とにかく全てが濃い。
やりすぎ感漂う完全な玄人向け施設。


超激熱サウナ+爆風ロウリュにキンキン水風呂、さらに超濃い薬湯に温泉もある。


サウナーがこぞって訪れるのも納得のこってり感。
サウナ界のラーメン二郎

 

 

 

 

 

雅楽の湯(埼玉県 杉戸町

https://sauna-ikitai.com/saunas/1413

 

風呂:S
サウナ:B
水風呂:B+
休憩スポット:A+
清潔さ:A
混雑度:C

 

総合評価:A

 

◆総評

彩の国の最ツヨスーパー銭湯
湯質も温度も多彩な風呂に、超広大な露天もありテーマパークのよう。


スーパー銭湯には珍しく、水風呂もおそらく天然。
オットマン付きととのいイスというスペシャルアイテムまで備えるホスピタリティ。

サウナが弱いのはご愛敬。

 

露天の温泉あつ湯+水風呂+スペシャルととのいイスのコンボは完全に最強クラス。
@nifty人気温泉5年連続No.1は伊達じゃない。

 

 

 

 

 

・戸越銀座温泉(戸越銀座)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2015

 

風呂:A
サウナ:C
水風呂:C
休憩スポット:B
清潔さ:A
混雑度:C-

 

総合評価:B-

 

◆総評
広々とした湯船の黒湯は確実な強み。
清潔さも文句なし、施設自体もゆったりした余裕のある作り。

 

しかしサウナが温度低めかつ水風呂が塩素強めのキンキン設定で、気持ちよくなる前に体が悲鳴を上げる。


あととにかく混む。サウナはさらなり、ロッカーすら空き待ちが発生するレベルで、明らかにキャパオーバー。
施設としてのポテンシャルが高いだけに色々惜しい。

 

男女交換制らしいので、どちらに当たるかによっても評価が分かれそうだ。

 

 

 

 

 

 

・久松湯(桜台)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1653

 

風呂:A
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:S
混雑度:B

 

総合評価:A

 

◆総評
一般的な銭湯のイメージを覆す、スタイリッシュなデザイナーズ銭湯。


しかしただお洒落なだけでは無く、しっかり攻めた設定のサウナ・水風呂に加え、天然温泉まで備える充実ぶりは、歴戦の銭湯好きも唸らせるはず。

冷たい水風呂と温泉が欲しくなったらまずここ。

 

 

 

 

 

・天然温泉テルマー湯(新宿)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1821

 

風呂:B
サウナ:B
水風呂:C
休憩スポット:C
清潔さ:S
混雑度:A

 

総合評価:C+

 

◆総評
場所柄か強気の価格設定。
サウナ・水風呂に関しては特色無く、コスパは悪いと言わざるを得ないが、
そもそものターゲットが日常的にサウナ・銭湯に行きまくる人種ではなく、
たまにはリッチにスパでデトックスしたい都心のOLや富裕層と思われる。


どうせ行くなら岩盤浴も付けて、1日どっしり優雅に過ごすのが正解だろう。

 

 

 

 

 

・南青山 清水湯(表参道)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1888

 

風呂:B
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:S
混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評
オシャレで清潔、申し分ないサウナ・水風呂にととのいイス。
銭湯に求めるものが全て揃った5ツールプレイヤー。
個人的にはピック型の靴箱キーが可愛くてすき。

 

 

 

 

 

・改良湯(渋谷)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1934

 

風呂:C
サウナ:C
水風呂:B
休憩スポット:C
清潔さ:A
混雑度:C

 

総合評価:C

 

◆総評
どうしても渋谷でサウナに入りたくなった時には行くが、わざわざは行かない、という感じの施設。
清潔感は高くスタイリッシュだが、かなり混んでいるのとサウナの狭さがネック。Tatoo多し。

 

 

 

 

 

・光明泉(中目黒)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1956

 

風呂:B
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:C
清潔さ:A
混雑度:C-

 

総合評価:B

 

◆総評
オシャレ街 中目黒に鎮座する銭湯。
街の雰囲気に沿う清潔かつ上品な佇まいに加え、サウナ・水風呂に炭酸泉と、求めるものは一通り揃っており、表参道 清水湯に近しい優等生振り。

 

良店ゆえ激混みでサウナ待ち必須なのと、休憩スポットがないのが惜しい。なんにせよ、キレイでオシャレな銭湯にハズレはない。

 

 

 

 

 

・メンズサウナ こり・こり(新宿)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1816

 

風呂:C
サウナ:B
水風呂:C
休憩スポット:B
清潔さ:C
混雑度:A

 

総合評価:C

 

◆総評
どうしても新宿でサウナに入りたくなった時には行くが、わざわざは行かない、という感じの施設。
サウナ・水風呂とも特色は無く、やや清潔感にも欠ける。

 

 

 

 

 

武蔵小山温泉 清水湯(武蔵小山

https://sauna-ikitai.com/saunas/2009

 

風呂:S
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:A
混雑度:C-

 

総合評価:C

 

◆総評
2種類の天然温泉に黒湯水風呂などを備え、質は文句なしに高い。

が、いかんせん激混み過ぎて落ち着けない。
都心からも遠いので、たまに行ってみるにはいいが普段使いするにはハードル高し。

 

 

 

 

・COCOFUROますの湯(久ケ原)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2063


風呂:B
サウナ:C
水風呂:A
休憩スポット:B
清潔さ:A
混雑度:C-

 

総合評価:B

 

◆総評

東京南部と言えば黒湯。
黒湯と言えば蒲田温泉、清水湯あたりがまず挙がりそうだが、このCOCOFUROますの湯も忘れてはいけない。

 

一番の売りは、一人用の黒湯壺水風呂。
かけ流しかつ冷たすぎない適温でとても贅沢な趣。

内湯は黒湯温泉+炭酸泉の2つと遊びの無い構え。
シンプルさが好ましい。

サウナは100℃越えの表記、ながらそこまで熱さは感じず。6人掛けでコンパクトなため、かなりギュウギュウ感があるのは否めず。

 

ただ驚くことにサウナ追加料金なし(!)であるので、
その心意気は忘れるべからず、サウナにも入れて嬉しい、と言うべきだろう。

銭湯激戦区の品川らしく夕方は爆混みでサウナ・水風呂とも順番待ちは覚悟。

 

 

 

・斉藤湯(日暮里)

http://saito-yu.com

 

風呂:B
サウナ:-
水風呂:B
休憩スポット:A
清潔さ:A
混雑度:C

 

総合評価:B

 

◆総評
サウナは無いが、ちょうどいいあつ湯と水風呂で交互浴が大変はかどる良銭湯。
外気浴スペースのイスが確保できるかどうかで満足度がかなり左右されそう。

 

 

 

 

・アクア東中野東中野

https://sauna-ikitai.com/saunas/1754

 

風呂:B

サウナ:B

水風呂:B

休憩スポット:C

清潔さ:B

混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評

”アクア”の名を冠する、軟水が売りの銭湯。

サウナー的な一番の目玉は屋外プールだろう。

余所ではマナー的に微妙な潜水が堂々とできる点は、好きな人には嬉しいはず。

ただ、水温はぬるめ。

 

個人的には潜水したい派ではなく、軟水も言うほど「おぉ・・・」という感じがなく、

何一つ不足はないし清潔でいい施設なのだが、もの足りなさが残る。(期待値上げ過ぎた感はある)

 

 

 

 

 

・クアパレス藤(要町)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1654

 

風呂:C
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:A
清潔さ:A
混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評
水風呂、サウナともに質は高い。
アクセスさえよければもっと注目されたのではと思うが、混むとパンクしそうなキャパシティにも見える。
チャンスがあればリピートしたいが、なかなか足が向かず他に行ってしまう、そんな施設。

 

 

 

 

・前野原温泉 さやの湯処(板橋)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1601


風呂:B+
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:B
混雑度:C-

 

総合評価:B

 

◆総評

広くて豊富で露天もある風呂、広いサウナと水風呂。

そして結構な混雑ぶりも含めて、良くも悪くもスーパー銭湯のイメージ通り。サウナがぬるいとか水風呂が天然じゃないとかいう方が野暮だろう。
スーパー銭湯を期待して行けば文句なし、サウナが目当てだとやや不完全燃焼か。

 

 

 


・スカイスパYOKOHAMA(神奈川県 横浜)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2215

 

風呂:B-
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:A+
清潔さ:B
混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評
横浜駅直結のサウナ施設。
「サウナをメインにしたスパ施設」と言われて思い浮かべるイメージにかなり忠実。


控えめのお風呂に乾式と塩の2種類のサウナ、広めの水風呂とずらりと並ぶととのいイス。
アウフグースもあり、窓際のイスが確保できれば海を眺めつつ休憩ができる。
また、ミストを浴びつつ休憩できるエリアもあり、休憩スペースは質・量とも充実。

 

スパゆえの高価格でどうしても評価はやや辛くなるが、
アクセスのよさと「横浜にある」という点で、存在意義は大きい。

 

 

 

 

 

・天然温泉 満天の湯(神奈川県 上星川

https://sauna-ikitai.com/saunas/2208


風呂:B+
サウナ:B+
水風呂:B+
休憩スポット:A
清潔さ:B
混雑度:B

 

総合評価:B+

 

◆総評
一般的なスーパー銭湯、なのだがこれがなかなかどうしてよい。
スパ銭らしく広くて豊富な風呂に、弱くなりがちなサウナもオートロウリュがかなりいい具合でガッツリ熱い。
水風呂はミントの香りという変わり種だが、個人的には香りより温度と水質がやけに肌に合い好印象。

 

地元にあったら大満足な良スパ銭。
「しょせんスーパー銭湯でしょ・・・?」みたいな拗らせた先入観はよくないね。

 

 

 

 

 

 

・ホテルヒルトップ(埼玉県 成増)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1594

 

風呂:C
サウナ:B
水風呂:C
休憩スポット:B
清潔さ:C
混雑度:A

 

総合評価:C

 

◆総評
大きな不満もないがこれといった売りもない。
遠征時の仮宿でこのレベルなら満足だがわざわざ成増まで足を運ぶ理由もなく、サウナ施設としては可もなく不可もなく、という感じ。
あと、なぜか休憩中にやけに目が染みる。水風呂の塩素がきつめだったりするのだろうか。

 

 

 

 

 

・宝湯(栃木県 宇都宮)

https://sauna-ikitai.com/saunas/4385

 

風呂:C
サウナ:B
水風呂:A
休憩スポット:B
清潔さ:B
混雑度:A

 

総合評価:A

 

◆総評
南東北、栃木県は宇都宮にも名銭湯が存在する。
天然地下水の水風呂に加え、サウナも上質で外気浴スペースまで備える。
市内のスーパー銭湯を軽く凌駕しているはずなのに、
極楽湯、南大門に人が詰めかける一方で、悲しいかな宝湯は空いている。
潰れる前に通おう。
というかこういう銭湯を潰すな、栃木のサウナー達。

 

 

 

 

・スパ&ホテル 舞浜ユーラシア(千葉県 浦安)

https://sauna-ikitai.com/saunas/1995

 

風呂:B

サウナ:B

水風呂:C

休憩スポット:B

清潔さ:A

混雑度:B

 

総合評価:C

 

◆総評

ディズニーランドのお膝下、千葉は浦安のスパ施設。

スパだけあって広々とした作り、清潔な館内、充実したアメニティ。

必然的に料金は高め。

 

風呂・サウナの種類も多く、広い露天には寝そべりタイプのととのいイスも用意。

潮風を感じながら休憩可能だ。

 

が、水風呂が塩素強めのキンキン設定で長湯できないのと、

夏は露天で蚊に付きまとわれるため、気にする人には鬼門。

料金に対する満足度、という意味で評価はどうしても辛くなる。

 

 

 

 

 

・サウナしきじ(静岡県 敷地)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2779

 

風呂:A
サウナ:S
水風呂:S
休憩スポット:A
清潔さ:B
混雑度:C

 

総合評価:S

 

◆総評
聖地の名に恥じない盤石ぶり。
薬湯・サウナ・水風呂と遊びの無いラインナップも、個々の圧倒的クオリティでねじ伏せるストロングスタイル。


各所で評判の水風呂はさらなり、濃厚な薬湯、クソ熱スチームに直接蒸される薬草サウナの3連打はさながら、バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発のごとし。

 

 

 

 

 

・大垣サウナ(岐阜県 大垣)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2336

 

風呂:B
サウナ:A
水風呂:A
休憩スポット:C
清潔さ:C
混雑度:A

 

総合評価:S

 

◆総評
水の都の激シブ施設。
クソ熱サウナに超天然キンキン水風呂は、サウナー垂涎の攻めた設定。
今、もう一度行きたいサウナNo.1。

 

 

 

 

・ウェルビー今池(愛知県 今池

https://sauna-ikitai.com/saunas/2508

 

風呂:B
サウナ:A
水風呂:C
休憩スポット:B
清潔さ:B
混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評
サウナ好きにはおなじみウェルビー。
中でも名店と名高き今池店。

定員一名の茶室のごときセルフロウリュサウナは唯一無二であり、通常サウナも当たり前のようにロウリュサービスあり。
水風呂もキンキンで、スチームサウナ内水風呂という変わり種も。

文句なしのはずが、そこまでととのわなかったのはなぜなのか。
サウナー垂涎、しかし個人的には鬼門。

 

 

 

 

・ウェルビー名駅(愛知県 名古屋)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2506

 

風呂:C
サウナ:A
水風呂:A
休憩スポット:A
清潔さ:A
混雑度:B

 

総合評価:A

 

◆総評
サウナ好きにはおなじみウェルビー。
が、名古屋3店の中では格落ち扱いの名駅店。

確かに他店に比べると狭めで、今池の茶室サウナ、栄の氷風呂のような分かりやすい売りもない。
しかしそのこじんまり感が身の丈に合うのか、最高にととのえる優良店。
大事なのは評判ではなく、体感。そう教えられた気がした。

 

 

 

 

 

・春日井温泉(愛知県 春日井)

https://sauna-ikitai.com/saunas/4380

 

風呂:B
サウナ:B
水風呂:A
休憩スポット:C
清潔さ:C
混雑度:B

 

総合評価:B

 

◆総評
愛知で水風呂ならここ一択。
スーパー銭湯が幅を利かせるなか、孤軍奮闘する質実剛健な1匹狼。
ウェルビー系と異なりリーズナブルなのも大変うれしい。

 

 

 

 

 

平針東海健康センター(愛知県 名古屋)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2558

 

風呂:C
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:C
混雑度:B

 

総合評価:C+

 

◆総評
健康センターのイメージ通り。

しっかり強いサウナだが、やや武骨すぎるか。


かなり濃いめの薬湯があるが、匂いに撃沈。
薬湯が肌に合えば一気に評価が上がっていたであろう、とても惜しい施設。
人によってかなり評価が分かれそう。
 

 

 

 

 

 

・平田温泉(愛知県 名古屋)

https://sauna-ikitai.com/saunas/4431

 

風呂:C
サウナ:B
水風呂:C
休憩スポット:C
清潔さ:C
混雑度:A

 

総合評価:C

 

◆総評
銭湯図解で紹介された銭湯だが、満足度としてはいまひとつ。
とにかく水風呂がぬるいのと、あまり清潔でない印象。
不思議なじーさんもぽつぽつ見受けられ、銭湯上級者向けの趣。

 

 

 

 

 

 

・サウナの梅湯(京都府 京都)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2721

 

風呂:B
サウナ:B
水風呂:B
休憩スポット:C
清潔さ:B
混雑度:B

 

総合評価:A

 

◆総評
京の町に鎮座する、趣あふれる老舗。
降り注ぐ天然水風呂は深さもあり、最高に気持ちよし。
せめてもう少し近くにあれば、と思わずにいられない。近所に欲しい名湯。

 

 

 

 

 

・白山湯 高辻店(京都府 京都)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2711

 

風呂:B
サウナ:A
水風呂:A
休憩スポット:A
清潔さ:B
混雑度:A

 

総合評価:A+

 

◆総評
水よし、サウナよし、料金よし、の激アツ銭湯。
京都タワーポンコツお風呂なんかに行ってる場合ではない。


強いて言えば風呂が少し弱いかもだが、それを補って余りあるアツアツサウナと天然水風呂に外気浴まである。
「地元の方しか来ませんよ」みたいな風体で住宅街にひっそり佇んでいるが、
その実そこらのサウナ施設を軽く凌駕する質の高さ。
イチオシ。

 

 

 

 

・白山湯 六条店(京都)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2719

 

風呂:B-
サウナ:A
水風呂:A
休憩スポット:C
清潔さ:B
混雑度:B

 

総合評価:A

 

◆総評
基本的には高辻店と同じく、クソ熱サウナに天然水風呂、そして破格の銭湯料金とそろい踏み。
が、外気浴スペースとととのいイスが無い。文句なく最強クラスのはずが、どうしても高辻店と比較してしまうのが残念。
休業日は異なるので、高辻店のスーパーサブとして起用したい。

 

 

 

 

 

・宇治天然温泉 源氏の湯(京都府 宇治)

https://sauna-ikitai.com/saunas/2845

 

風呂:A
サウナ:B+
水風呂:B
休憩スポット:B
清潔さ:A
混雑度:C

 

総合評価:A

 

◆総評

雅きわまるスーパー銭湯

そこはかとなく香る木の匂い。館内を控えめに彩る和な内装。
炭酸泉に露天風呂。絵にかいたやすらぎ空間がここにある。

 

しかし残念ながら、水風呂にハマってからは行けていない。
また行きたいと思う一方、あれ?なんか違う・・・?となりたくない、
綺麗な記憶は綺麗なままで、揺れる乙女のアンビバレンツ。
淡い恋心を思い起こされる名湯。

 

'19/12/25 再訪に伴い追記

サウナ・水風呂を確かめに再来訪。
サウナ、ロウリュタイムあり。結構攻めたロウリュとアウフグースでだいぶ熱々。
水風呂、広い。そして深い。
外湯なので冬はちとツラいが、水温は冷たすぎず心地よい。
いずれも大満足。
源氏の湯は変わらず、名湯だった。

 

綺麗な記憶は、勘違いではなかった。
錯覚ではなかった。
本当は、分かっていた。
気付いていた。
本当の、気持ちに。

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


思い返せば、そう。
あなたの笑顔はあの頃のまま。
照れくさそうにちょっと視線を外すその癖。
変わってないね。

 

それでもしっかり月日は流れてて、
少し大人びたあなたは、やっぱり。
ううん、昔より。
・・・なんて絶対言ってやらないけど。

 

「次は、いつ会える?」

 

困らせたくなくて、飲み込んだ。
困らせてやればよかったと、後悔した。

 

約束はできないけど。
嘘を突き通す自信もなくて。

 

きっとまた、ここに来る。

 

 

 

~源氏の夜の夢 第3章「再会」より~

 

 

 

 

 

以上。

随時更新予定。

pop'n musicのお話。

pop'n music。

 

Dance Dance RevolutionBeatmaniaなどと共に音ゲーというジャンルを確立、定着させた草分け的ゲームである。

 

先の2つが、どちらかと言えば「カッコいい」「クール」な路線だったのに対し、
pop'n musicはその名の通り「ポップ」な親しみやすさがコンセプト。

 

ダンス、ハウスなど一つのジャンルに縛らず、多様な曲を用意。
また各楽曲には、それぞれのイメージに沿ったゆるカワな担当キャラを設定。
とっつきやすさをアピールした。

f:id:tsukaccho:20191206164037j:image

(PUFFYをモデルにしたメインキャラ、ミミとニャミ。この頃あんま可愛くないな)

 

 

結果、特に女性からの支持を集め、多くのファンを獲得。


二次創作イラストを中心としたファンのコミュニティが生まれ、

最盛期にはpop'nオンリーの音楽フェスが開催されるなど、

楽曲、ゲーム性以外もひっくるめた独自の路線で音ゲー界を牽引し、ギタフリドラマニ等へ続くジャンル隆盛の礎を築く。

 

 

その後、jubeatやチュウニズムなどの後発組や、

スクフェスデレステに代表されるメディアミックス系ソシャゲの陰に隠れ、当時の勢いは無くなったものの、(メディアミックスってもう言わないんですかね)
今なお新作がリリースされており、根強いファンがいるpop'n musicシリーズ。

 

 

 


しかし、このへんの歴史やらゲームとしての意義付けやらは本題ではない。

めっちゃいい曲いっぱいあったよね、という無邪気な懐古語りがしたいだけである。

 

ロック、ファンク等の各音楽ジャンルのパロディーを軸に、時に真面目に、時にヘンテコな名曲・珍曲を数多生み出したpop'n musicシリーズの楽曲群から、フェイバリットなものを思いつくままに語っていきたい。
 


以下、前提。

 

※つれづれ羅列していくので、特にランキングの意図はありません。
※楽曲の難易度は度外視。
※表記は 曲名(ジャンル名)/アーティスト。

 

 

 

Homesick Pt.2&3(ソフトロック)/ ORANGENOISE SHORTCUT
https://youtu.be/oGpiFCRqyTE

 

抜け感と透明感が混ざり合うSUGIのボーカルに、軽快にほんのり切なく駆け抜けるメロディー。
音ゲー曲と侮るなかれ、本格派渋谷系サウンドここにあり。
元ネタはフリッパーズ・ギターなのかしら?

 


I really want to hurt you ~僕らは完璧さ~(ポップスREMIX)/ SUGI&REO

https://youtu.be/TtcmFv8YRvc


続けてSUGIボーカル曲。
初代pop'n musicにて、ずばりジャンル名「ポップス」を冠した製作陣の自信の1曲、そのREMIX版。


若気の無敵感と照れが同居する、甘酸っぱめポップソング。

ちなみに先のHomesick Pt.2&3は、本曲のアンサーソング
「『僕らは完璧』なんて軽い冗談だった」とのことで、黒歴史化している。

 

 

 

White Eve(ウィンターダンス)/ Sana

https://youtu.be/Wc-tkOTVLkE

White Lovers(ウィンターポップ)/ Sana

https://youtu.be/37ue7eyWY9s


pop'n界の広瀬香美ことSana。

元はKONAMIのいち社員だったSana=新谷さなえ
気付けばpop'nには欠かせないアーティストに。

いわばpop'n's dream。

 

まずは時季がら冬曲2つ。
しっとり系の「White Eve」、

ハッピー系の「White Lovers」。
 


Spase Dog(ウチュウリョコウ)/ Sana

https://youtu.be/tXZ7efkRnIA


宇宙開発のさなか、旧ソ連が行ったある実験。
たった一匹、初めて宇宙を旅した犬、ライカ
帰り道のない、片道切符の孤独な旅。

実話ベースのファンタジー、ライカが見た宇宙の物語。
いい曲で、いい話。
 


赤いリンゴ(グルーブロックLIVE)/ Sana

https://youtu.be/B50MuiPCOM8


pop'nフェスでのLive音源。
ゆえにしっかりバンドサウンド
ファンキーなカッティングに重なる甘いボーカル。
渋くてポップな良アレンジ。

 

 

Ping×Pong×Dash(スキップ)/ パーキッツ

https://youtu.be/d9Q_p9F6eb0

HAPPY MUSIC(サニー)/ パーキッツ

https://youtu.be/wclUAYlS96g

チェイス!チェイス!チェイス!(フレッシュ)/ パーキッツ

https://youtu.be/EsCqOkeBKo8


叩いてて楽しい軽快なリズム+メロディーに、
騒がしいゲーセンでもしっかり聞こえる唯一無二なふじのマナミボイス。

 

音に合わせてボタンを叩く、という音ゲーのフォーマットに一番ハマる曲を出してたユニット、パーキッツ

 

良曲揃いなだけに残念なのが、音のショボさ。
ゲーセンではそこまで気にならなかった弱さが、音源だとどうしても耳に付く。

 

色んな意味で音ゲー特化型。
願わくば潤沢な予算の下で、いい音で録ってほしかった、そんなパーキッツの曲をいくつか。

 

 

大見解(ヒップロック)/ Des-ROW Feat. TSUBOI for ALPHA

https://youtu.be/MVJvYEJFP68


pop'n界のORANGE RANGEことDes-ROW。(時代的にはDragon Ashなんだろうけど)


たぶんpop'nで一二を争う人気曲。担当キャラ"六"も人気。

 

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(担当キャラ"六")

Des-ROWもまた音が残念(ドラムとギターがペナペナ)なのだが、この曲は比較的そうでもない。


意味不明リリックが癖になる。3通りから4通り。

 

 

夜間行(デスレゲエ)/ Des-ROW・組

https://youtu.be/Qj3ZTrgjw5A


同じくDes-ROW
同じく意味不明リリック。

脳みそだらけの案山子。

 

 

夢添うてぃ desmix(オキナワRemix)/ Des-NAWA

https://youtu.be/rHw5SvGOQ4w


Des-ROW×沖縄民謡。
イメージがORANGE RANGEなのは多分にこれのせい。

 

 

 

君を壊したい(パワーフォーク2)/ 新堂敦士

https://youtu.be/QXiNStSPk3I


悪名高き新堂敦士
pop'nやりだした頃にはもう削除されてたのだが、後にサントラで聞いた。

 

先入観無しに聞けばいかんせんいい曲。
歌い方はだいぶ岡村ちゃんだが。
歌詞もどぉなっちゃってんのか分からないが。

 


☆Shining☆(ガールズロック)/ りゆ&のりあ

https://youtu.be/i2tEdre_vdU


ジャンル名は「ガールズロック」。
一聴して「どこがロックやねん」となるだろうが、ちょっと待って欲しい。

 

相川七瀬とか、SCANDALとか、今でいえばLiSAとか、「これロックか・・・?」というガールズにとりあえずロックと付けて売り出す手法、それ自体を皮肉ったパロディではなかろうか。

 

そんな製作陣のスタンス、それ即ちロックだったのではなかろうか。

 

 


ないですね。
曲は好きです。
 

 


Bitter Sweet(ガールズバンド2)/ THREEP

https://youtu.be/1Pot7jdQmR0


女性3ピースバンド THREEPによる、ほんとのガールズロック。

 

極めてシンプルなバンドサウンド
性急なビートにやるせなさが滲むボーカル。

正統派な邦ロックの作法に則り過ぎていて、正直pop'nらしくない。


それゆえか、THREEPはこれと↓の2曲を残してpop'nから去ってしまった。

語られているのを聞いたことがない、完全に隠れた名曲。
 

 


MILK(ガールズバンド)/ THREEP

https://youtu.be/As4EIT9cSvc


THREEPのpop'nデビュー曲。
童謡のような穏やかなメロディーと心地よいコーラス。
鍵盤も入っててミドルテンポだけど、やっぱりしっかりロックしてる。

 

 

 

ポップミュージック論(メガネロック)/ ギラギラメガネ団

https://youtu.be/Hth5Qc9qC5M


非常にpop'nらしい、なんちゃってソング。
ジャンル名とキャラから一発で分かるアジカンオマージュ。

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で、ペナペナな音にスコーッとなるまでがワンセット。

ただよくよく聞けば、キャッチーなリフやキメの多用、「ハッ」「よっ」の掛け声にサビでのシャウト、厭世的でブンガクっぽい歌詞と、ツボを押さえたロキノン感に愛を感じる。

 

版権取ってリライトを収録せずに、こういう遊びに走るとこがpop'nの面白さ。
(多分お金の問題なんでしょうけど、それが個性を生んでるということでここはひとつ。)

 

 


林檎と蜂蜜(ショウワカヨウ)/ 亜熱帯マジ-SKA爆弾 feat. MAKI

https://youtu.be/QP88cM7Ytkg

林檎夫人(大江戸カヨウ)/ 亜熱帯マジ-SKA爆弾 feat. MAKI

https://youtu.be/yBCX3qjfvjk


曲名と担当キャラから椎名林檎を連想させるが、よく聞くまでもなく別物。

 

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(なんだこの背景)

 


歌謡、といいつつスカ。
スカなのになぜ林檎嬢なのかは謎。

真夜中は純潔とかからか。

 

ハスキーシンガーMAKIは、Sana・ふじのマナミと並ぶpop'n 3大ディーバ。

 

 

Rapunzel(タイムトラベル)/ MAKI

https://youtu.be/G1B1m641sEY


揺蕩うようなサウンドと歌声。アンニュイだけど心地よい。
MAKIといえばカヨウシリーズのイメージが強いが、こっちが真価だと思う。
 

 


murmur twins(カドルコア)/ yu_tokiwa.djw

https://youtu.be/6HdJYG2AXZ8


常盤ゆうの甘いウィスパーボイスに、ベースゴリゴリなバンドサウンド
シンプルにかっこよくて気持ちいい曲。爽やか。

 


North Wind(ハイパーJポップ2)/ TËЯRA

https://youtu.be/hIeGloCnq48


pop'n中期から登場したアーティスト、TËЯRA。

「ハイパーJポップ」などという実にハイパーで気後れするジャンル名を背負いデビューしたが、見事人気を獲得し、満を持しての第2弾が本曲。

 

ジャンルとアーティスト名、担当キャラクターJUDYから、完全に浜崎あゆみ的なイメージで聞いたら全然違った。

 

トランス、と言っていいのか分からないがそんな感じのサウンド
の割りに切ないメロディーで、後にも続く「ハイパー」ジャンルシリーズの中で一番好み。
 

 


明鏡止水(禅ジャズ)/ TOMOSUKE feat.あさき

https://youtu.be/yZ0Rtk9iH0M


「禅ジャズ」の名の通り、和の香り漂う、PE'Z的なサムライ・ジャズ。


というかこれがきっかけでPE'Zを聞き出したので、個人的に思い出深い曲。
同じパターンで「スカ」からスカパラスペシャルズ辺りを聞き出したり、pop'nが入口になったジャンルが割とある。
 

 


100sec. Kitchen battle!!(スペシャル・クッキング)/ Orange Lounge

https://youtu.be/M3U50r5a4E8


インスト曲。展開が面白い。
なにがクッキングなのか分からないのに、なぜか納得してしまうキッチン感。
100秒で作れる料理をレパートリーに取り入れたい。
 

 


隅田川夏恋歌(A.I.デイトポップ)/ seiya-murai feat.ALT

https://youtu.be/EJCkFU_MCNc


合成音声×電子音×日本の夏。
pop'n界にもやって来たVocaloidの波。
隅田川花火大会=イギーポップファンクラブ or これ。

 


 
掌の革命(プライド)/ kiyommy+Seiya

https://youtu.be/eodoM1Sbpqw


プレイした記憶はないが、サントラで聞いてハマった曲。


ときメモのキャラソン?イメソン?のカバーらしい。
原曲は未聴だけどいいカバーなんじゃなかろうか。
 

 


Late Riser(ビジュアル3)/ good-cool

https://youtu.be/riPb2spNTSA


pop'nなんちゃってシリーズ。

お耽美ではなくソフトなビジュアル系。

 

素人的にはとてもそれっぽい塩梅。
詳しい人が聞いたらどう思うのかとても興味がある。

 

お遊びのはずが普通に良曲。
 

 


Over the night(レディメタル)/ good-cool

https://youtu.be/Zv7b0AOYrY8

 

これまたなんちゃってシリーズ。
で、またしても良曲。かっちょいい。

 

メタルというよりハードロックなイメージ。
聞くたびにカウボーイ・ビバップヘヴィメタル・クイーン回が頭をよぎる。
 

 


今宵Lover's Day(パッション)/ ミッキー・マサシ

https://youtu.be/GQB-qWeeky8


pop'n始めた時点で既に昔の曲で未プレイ+未聴だったのだが、
ニコニコ動画の「pop'n夏フェス」みたいなので聞いてハマった。と記憶している。

 

ホーンサウンドに骨太系おじさんボイス。
ダンディでダーティな大人の魅力、でもゴリゴリまでいかずあくまでそれ風味。


実にpop'n的なバランス感覚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年、通算25作目となる「pop'n music peace」がリリースされたが、明らかにプレイヤーは減っている。

 

諸行無常が世のさだめとはいえ、他の音ゲーが賑わう中、ぽつんと取り残されたようなpop'n筐体を見かけると物寂しさにかられる。

 

このまま埋れていくには余りに惜しい、バラエティ豊か過ぎる楽曲群。

 

せめて音源だけでも受け継がれてくれたら、ええなあ。